★死と向き合う★


★死と向き合う★

 
死と向き合うなんて暗いと思う人もいらっしゃると思います 
そんな事を考えた所で どうなるものでもないし 
人はいつか死ぬものだ
まあ結果としては そうなのです みんな死にます。 
ですが 死とは生の最後の儀式でもあるわけで 
それは 自分として この世に存在した 
生き抜きおえたファイナルステージです。
私は 自分の肺に溜まっていた空気を全て 
吐ききる 最後の吐息をする時に 
自分の人生が幸せだったか 
それとも思うにまかせられなかったのか 
結果で出ると思うのです。
ですから死には 夢があるのです 

できる事なら 親が亡くなった後で 仕事も自分が居なくても 
みんなそんなには 困らないくらいになっていて 
でも少しは 困ってほしいのですが 
そして 友達の中では 一番先に
季節は自分の誕生日が近い頃か 誕生日の後で 
ああ みんな泣いてくれているなあ 
なんてのが 最後の情景だったりして 
たぶん その様子は 魂になって 上から見ていると思いますが 
そんな人生の最後が良いなあと 思うのです 
もちろん理想ですが

 で 死と向き合うというのは 死ぬときが来るからこそ 
突然 別れる事があるからこそ 
関わる人 周りの大切な人の花道を飾る花でありたいと思う事です 
自分もまた 終わりよければ全て良しではないですが 
それでも あの人は 幸せな人だよと 少しの期間悲しまれ 惜しまれ 
やがては 思い出の中で くすっと 笑ってもらえるような 
そんな人生でありたいと思うのです。 

 そして そうなるためには 死の時期さえわからないのに 
付け焼刃で できる事ではないですから 
毎日 毎日 積み重ねて いかなければなりません

 死と向き合うのは死を覚悟するためではなくて とてもできませんし(#^.^#) 
むしろ 前向きに生きていくために 必要な事だと思うのですよ

 他にも 誰かが不治の病だという事を知ります 
あと数ヶ月の命だと 
その時 普通 その人に対して 優しくなると思うのです 
たぶん 自身が不治の病だとしたら 
自分に対しても なにかしら 考えた行動をするでしょう

 でも 不治の病ではなくても 
いつか 目の前の大切な人も 自分も 
この世から いなくなるのです 
それがいつかは 誰もわかりませんが 
そう考えますと 意地やプライドよりも 
大切にする事 今すべきことが 見えやすくなるのです

迷った時は 
まず 明日死ぬとして 
今出来る事は なんだろうと 考えます 
ささやかな事しかできません 
でも その気づきづらいささやかな事こそ 
始めの一歩だったりすると思うのですよ








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